メタ百鬼夜行展は、リアルとバーチャルを横断する企画展です。
あの世とこの世を超えて存在する妖怪や幽霊は、元祖マルチバースの住人とも言えます。
日本屈指の浮世絵コレクション「浅井コレクション」の妖怪絵をよりすぐり、京都、大阪、メタバースと次元を超越した展覧会を開催します。
このサイトでは、京都、大阪のリアル展で展示された複製画を販売しています。
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月岡芳年「美談武者八景 戸隠の晴嵐」複製画(MH-005)
¥27,500
長野県戸隠に伝わる、鬼女、紅葉姫の伝説を描いた、月岡芳年の傑作です。 平安時代中期、なかなか子供が出来なかった会津の夫婦は、第六天魔王に祈りました。すると、とても美しい、紅葉姫を授かりました。 紅葉姫は、美しく成長し、京都へ行きました。琴の名人でもあった紅葉姫は、源経基に見染められ、側室になって、経基の子を宿しました。紅葉姫は、経基の正妻が邪魔になり、その死を第六天魔王に祈りました。しかし高僧が紅葉姫の企みを見破り、紅葉姫は、戸隠に追放されました。紅葉姫は、妖術で戸隠の人たちの病気を治し、尊敬されていました。 しかし、京都が忘れられず、部下を集めて鬼女になり、付近の町を荒らすようになりました。冷泉天皇は、鬼女、紅葉の討伐のため、平維茂を派遣しました。鬼女・紅葉は、妖術を使って、火の雨や大洪水を起こし、維茂軍を悩ませました。維茂は苦戦しましたが、観音様から授かった降魔の剣で、最後は、紅葉を倒しました。この絵は、月岡芳年の代表作の一つです。 技法:かさねグラフィカ(凹凸再現複製画) 用紙:越前鳥の子和紙(赤口) 全体寸法:449×899mm、絵図寸法:356×713mm ※額装なし(別途ご用意ください) ※450×900mmサイズの額縁にちょうど入る大きさです。 かさねグラフィカは、受注生産になります。 ご注文頂いてから2週間程度でお届け致します。
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月岡芳年「頼光四天王大江山鬼神退治之図」複製画(MH-007)
¥27,500
平安時代中期一条天皇の時代、京の都から、若い女性が連れ去られる事件が多発しました。 日本史上、最強にして最狂の鬼、酒呑童子とその一味の仕業でした。 995年、帝は、酒呑童子退治のため、源頼光と配下の四天王、および藤原保昌を大江山に派遣しました。 頼光一行は、途中で老人たちと出会い、鬼を眠らせるための酒をもらいました。 老人たちは、八幡大菩薩の化身でした。 大江山に着いた頼光一行は、山伏のふりをして酒呑童子たちと酒盛りをし、神からもらった酒を飲ませました。 鬼たちが眠り込んだところで一斉に退治しました。 酒呑童子は首だけになっても、頼光の兜に噛み付いてきましたが、ついに動かなくなり、倒されました。 源頼光と四天王には、妖怪退治のエピソードがたくさんあります。 この時代、京の都にも盗賊や疫病がはびこり、人々が不安になっていた心が、このようなエピソードを生んだとも言われています。 技法:かさねグラフィカ(凹凸再現複製画) 用紙:越前鳥の子和紙(赤口) 全体寸法:449×899mm、絵図寸法:360×760mm ※額装なし(別途ご用意ください) ※450×900mmサイズの額縁にちょうど入る大きさです。 かさねグラフィカは、受注生産になります。 ご注文頂いてから2週間程度でお届け致します。
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河鍋暁斎「名鏡和魂 新版」複製画(MH-038)
¥27,500
画鬼と言われ、描けないものはないと言われた、河鍋暁斎の絵です。暁斎は、子供の頃、歌川国芳に弟子入りしました。12歳くらいの時、国芳から、いきいきとしたものを描けと言われ、川で生首を拾って写生したというエピソードがあります。その後、国芳の素行の悪さを心配した父に勧められ、国芳門下から、狩野派などに移って絵を学びました。この絵は、明治初期の急速に西洋化する日本を風刺したものです。名工が作った鏡が、洋服を着た妖怪たちを映し出しています。本阿弥平十郎や栗原信秀といった腕の立つ刀鍛冶が作り出す鏡は、西洋化した人々の正体を見抜いています。そして日本古来の妖怪、玉藻前や百鬼夜行たちもいるようです。暁斎のアイデアが詰まった、迫力ある浮世絵です。 技法:かさねグラフィカ(凹凸再現複製画) 用紙:越前鳥の子和紙(赤口) 全体寸法:449×899mm、絵図寸法:372×768mm ※額装なし(別途ご用意ください) ※450×900mmサイズの額縁にちょうど入る大きさです。 かさねグラフィカは、受注生産になります。 ご注文頂いてから2週間程度でお届け致します。